台所で作れる“飲むスタミナ”――自作ドリンクで精力を底上げする方法

性欲・精力アップ

26年間で8,400名以上の男性高年期やEDに関する相談・指導実績を持つプロフェッショナルとして、私は「市販エナジードリンクは糖分が多くて不安だが、手軽に精力をチャージできないか」という声をよく耳にします。そこで提案したいのが精力を高めるドリンクを自作するという選択肢です。コストを抑えつつ成分をカスタマイズでき、継続しやすい味に仕上げられる点が魅力です。

精力ドリンクを自作するときに押さえる三つの要素

1.血流を後押しするビーツ&バナナシェイク

加熱したビーツ50gと冷凍バナナ半本、無調整豆乳150ml、はちみつ小さじ1をミキサーにかけるだけ。ビーツの硝酸塩が一酸化窒素(NO)を増やし、バナナのマグネシウムが神経伝達を支援します。鮮やかな赤色が食欲をそそり、朝食代わりに摂れば午前中の集中力と血流が高まりやすくなります。

2.抗酸化×カフェインで昼の活力を守る抹茶ソイプロテインラテ

温めた無糖アーモンドミルク200mlに抹茶パウダー小さじ1とノンフレーバーソイプロテイン15gを溶かし、黒糖少量で味を調整。テストステロン合成に必要なアミノ酸と、抹茶カテキンの抗酸化作用が組み合わさり、午後の眠気を抑えてくれます。タンパク質が入ることで腹持ちが良く、間食を防げる点もメリットです。

3.就寝前のリカバリーを助ける生姜シトラスウォーター

おろし生姜小さじ半分、搾りたてレモン汁大さじ1、ぬるめの炭酸水200mlを混ぜるだけ。生姜のジンゲロールが末梢血管を拡張し、レモンのビタミンCが一酸化窒素合成をサポート。就寝1時間前に摂ると、体温が緩やかに下がり睡眠の質も上向くため、睡眠中の成長ホルモンが活性化して翌朝の勃起力につながります。当社の指導プログラムを受けた方の平均IIEF-5スコアが+5ポイント改善した実績がありますが、このドリンクを“ナイトキャップ”代わりにした受講生が多く見られました。

これらの精力を高めるドリンクを自作するするときは、糖質を入れ過ぎず、タンパク質や抗酸化成分をバランス良く配合するのがコツです。市販ジュースよりGI値が低いため血糖スパイクを起こしにくく、体脂肪を増やさずにエネルギーをチャージできます。

編集長の考察――ドリンクは“飲むサプリ”であり、“味わうモチベーション”でもあります。言い換えれば、栄養素とおいしさの両立こそが継続のカギ。まずはビーツシェイクを週3回の朝習慣にし、味に飽きたら抹茶ラテへローテーションするなど、気分転換を楽しみながら続けてください。

水分はトータルで体重kg×35mlを目標にし、カフェイン飲料は午後3時までに切り上げると睡眠の質を保てます。こうした“引き算の工夫”を添えることで、精力を高めるドリンクを自作する効果を最大限に発揮できます。

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参考文献: Gonzalez-Haro C, et al. “Dietary nitrates and erectile function: A systematic review.” J Sex Med. 2020. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32663724/

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